抗議声明(5.28経産省前弾圧を許すな!)

5月28日夜、経済産業省前で抗議をしていた3人が、同省の通報により押し寄せた警察官に身柄を拘束され、その後逮捕されました。3人は経済産業省本館の門扉外側スペースで抗議をしていましたが、容疑は「建造物侵入」だといいます。建物への立ち入りがないにもかかわらず、このような不当な理由での逮捕は、冤罪であるとともに狙いを定めた政治弾圧以外の何物でもありません。

一昨年の12月6日、「12.6秘密法弾圧」当該のAさんは秘密保護法強行採決に抗議し、ヤジと怒号が飛び交う参議院本会議場へ靴を投げ入れました。それは採決に影響がなかったのに「威力業務妨害罪」として逮捕され、なんと84日間も拘束され起訴されました。裁判の過程で、Aさんの靴投げ抗議は表現の自由に含まれる「象徴的表現」と証言(日体大・清水雅彦さん)されましたが、一審で懲役10月(執行猶予3年)の不当判決を受けました。恐るべき人権侵害であり、恐るべき政治弾圧です。

いま安倍政権は、秘密保護法・集団的自衛権・辺野古新基地建設・戦争法制を強行し、戦争への道を一直線に突き進んでいます。今回の経済産業省前3人に対する弾圧は、「12.6秘密法弾圧」当該Aさんにかけられた弾圧と同様「みせしめ」としての政治弾圧であると同時に、安倍政権の戦争政策に反対する私たちひとりひとりにかけられた先制的弾圧です。

許しがたいことに、3人は既に10日間の勾留が決定し、分散留置された状態で身体の自由を奪われています。国家権力による理不尽で過酷な基本的人権の侵害は、絶対に許すことができません。3人を即刻解放するよう強く要請します。

当救援会は、救援連絡センターの、「国家権力によるただ一人の人民に対する基本的人権の侵害をも全人民への弾圧であると見なす。」「国家権力による弾圧に対しては、犠牲者の思想的信条、政治的見解のいかんを問わずこれを救援する。」という二大原則に基づき「5.28経産省前弾圧救援会」に連携し、3人全員の一刻も早い解放に向けて全力で取り組む決意です。共に力をあわせて闘いましょう。3人を今すぐ返せ!

2015年6月4日

12.6秘密法国会傍聴者弾圧救援会

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